美学

某所での、山崎真実インタビューを読んでいたら、
「私は根性や努力を、あまり全面的に出したくないんです」
という一行があって、大笑いしてしまう。

まさにその通りだからです。
頑張り屋なんだけど、自分が頑張ってるところとかは絶対に見せない。辛いに決まってるのに、辛そうな顔とかしないのな。
そういう意味では手強いというか、最初は中々読めなかったですね。
普段の口調が、ぽぉーっとして「はい、大丈夫です」みたいな感じだから、何を考えてんだか掴みにくいところがある。もっと泣き言を言ってもいいのに、まあ言わない。絶対言わない。

ただ、本人のそういう気持ちはわかります。
根性の現れですからね、カッコいいじゃないか山崎。

続いて、こんなことを行ってます。
「だから、ヤル気がなさそうに見えるのかもしれませんが、やってなさそうに見えて、できる方がカッコいいじゃないですか(笑)」
やっぱり大阪人やねえ。
本当は辛くても「こんなん楽勝でんがな」とカッコつけたいという、大阪的な美学を感じる。

どこがどう辛かったかは、また今度。